【戦時下の感動秘話】「皆さん、これが最後です」…南樺太・真岡で若き電話交換手たちに何が起きたのか

戦争に消えた小さな物語

終戦が告げられたあとにも、北の海の向こうでは、まだ終わらない戦争がありました。 1945年8月20日、南樺太・真岡。 真岡郵便局の電話交換室で、若き女性たちは最後まで町の声をつなぎ続けました。 「皆さん、これが最後です。さようなら、さようなら」 この言葉は、美しい殉職の物語としてだけ聞くべきなのでしょうか。 それとも、若い命を逃がすことのできなかった時代への問いとして聞くべきなのでしょうか。 真岡郵便局の九人の乙女の悲劇を、戦争、責任、名誉、そして「生きていい」と言えなかった社会の空気から見つめます。